神戸 三宮 美容外科・美容皮フ科。旧居留地入ってすぐ。美容整形外科医として10,000例を超える経験を持つ院長が施術。
ボトックスは、ボツリヌス菌から抽出したボツリヌスタイプAトキシン製剤を注入する治療です。ボトックスには神経伝達物質アセチルコリンの放出を止める作用があり、ワキや手のひらの汗の原因となっているエクリン汗腺の働きを止め、気になる汗を抑えることができます。ボトックス注入後、通常2~3日程で効果はでてきますが、時間が経過すると神経から新しい側副枝が伸び、あらたにアセチルコリンの放出が始まるので、徐々にその効果は薄れてきます。その期間は個人差があるのですが、およそ3~6ヵ月程度です。米国はもとより、日本においても厚生労働省が眼科治療薬として認可している成分ですので薬剤自体には問題がありません。多汗症に対する治療以外にも、小顔(えらをスッキリさせる)にしたり、ふくらはぎを細くしたり、気になる表情のシワの治療にも使用しています。当院では、効き具合と持続期間の違いから米国、アラガン社の製品を用いています。
汗の原因となっているのは、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という組織です。このうち、エクリン汗腺についてはボトックスの注射で抑えることができるため、「汗が気になる」という方には、基本的にボトックスの治療をお勧めしています。ただ、汗を多くかくとやはりニオイが気になる、またはボトックスは時間が経過すると効果が薄れてくるので・・・という方には、吸引法を行っています(アポクリン汗腺は汗だけでなく、ニオイの原因ともなっているので)。吸引法は、わきの下のシワに沿って数㎜程切開し、そこから吸引管を挿入し、汗の原因となっている2種類の汗腺を削りながら吸い取っていく方法です。
神戸メルクリニック 神戸 三宮 美容外科・美容皮フ科 tel.078-326-2030 fax.078-326-2031 〒650-0034 中央区京町74番地 74番ビル5F ●診療時間/10:00~19:00 (電話受付18:00まで) 完全予約制 ●休診/水曜日 ●各種クレジット取り扱い